沖縄限定

このキャンペーンは、PrEPを内服してHIV感染を予防したいと考えている方が対象となります。
PrEPはHIVを暴露前に予防する方法です。HIV感染のリスクがあった状況後の予防法(PEP)ではありません。
検査費、診察費、PrEP 1か月分を3,300円で開始でき、キャンペーン期間中は必要な検査を受けることで同じ価格で続けることができます。
PrEPに使用する薬剤の提供は2025年9月30日内服分までです。
このキャンペーンは日本でPrEPを普及するための研究として行われています。

  • アンケート解答後に、医療機関の予約がうまくできていない方は、お問い合わせフォーム「PrEPに関するご相談」から、ご連絡ください。
2025年4月10日 ~ 9月30日内服分 (※一部の医療機関では開始時期が異なる可能性があります)

PrEP処方までの流れ

  1. このページのアンケートに回答
  2. アンケート回答後に予約方法をお知らせ
  3. 各医療機関へ予約
  4. 予約時間に来院・受付
  5. 問診・採血検査(初回:HIV、B型肝炎、腎機能、2回目から:HIVのみ)
  6. 採血約30分後に結果説明
  7. 支払い・PrEP処方(初回は1か月分、1か月後の検査後は2~3か月分)
  • PrEPは自由診療ですが、処方薬をお渡しするため、マイナンバーカード・保険証か、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)をお持ちください。
  • PrEPは、検査でHIVが陰性の場合のみお渡しできます。
  • HIV検査にはウインドウ期(感染してから陽性がわかるまでの期間)があるため、PrEPを開始したら1か月後のHIV検査を必ず受けましょう。
  • HIVに感染している方がPrEPを内服すると、HIVが薬剤耐性を獲得し、治療が難しくなることがあります。PrEPを続けている間は、3か月毎にHIV検査を受けましょう。
  • 腎機能が悪い場合は(推定GFR:60ml/min未満)PrEPを飲めません。
  • 妊娠の可能性がある女性は妊娠検査を受ける必要があります(料金別)。
  • PrEPを決められた通り内服することで、性行為によるHIV感染のリスクを99%低下させる効果が期待できます。
    PrEPの詳しい情報については「PrEP入門」をご覧ください。

実施医療機関

那覇ゆい病院

那覇市古島1丁目22-1

先生からのひとこと

那覇ゆい病院 院長の玉城仁です。当院内科ではこれまで、地域医療の一環として内科外来でHIV検診を行ってまいりました。この度、HIV感染予防:PrEPに使用する薬剤の提供を開始することとなりました。PrEPのご相談は内科外来にて承っており、受診には予約が必要です。このキャンペーンを通じて、PrEPが広まり、感染予防の選択肢として認知が深まることを願っております。どうぞお気軽にご相談ください。

なしろハルンクリニック

沖縄県浦添市屋富祖3丁目34-2

先生からのひとこと

診療は主に一般泌尿器科をあつかっています。泌尿器科疾患のひとつである尿路感染症性のなかに性感染症も含まれますが、当院ではHIV検査外来も開設しています。そして今回、HIV感染予防のためのPrEPも提供できることになりました。お気軽にご相談ください。どうぞ宜しくお願いします。

クリニックおもろまち

那覇市おもろまち4丁目6-20 ぷらっとビル

先生からのひとこと

クリニックおもろまちの宮島英一です。これまでトランスジェンダーの診断やホルモン療法を行ってきました。またHIV検査外来とPrEP診療も行っています。那覇市おもろまちの筋道にあるので、お気軽に来院下さい。このキャンペーンを通じて、希望される方と更に繋がっていただけたらと思います。
※クリニックおもろまちでは、腎機能(血清Cre値)検査は対応しておりません。他機関で検査後、検査結果を持参する必要があります。