PEP(ペップ)とは「暴露後予防(Post-Expousure Prohhylaxis)」のこと。例えば、コンドームが破れた、中出しをされた、安全でない性行為の相手の感染が判明した場合など、リスクの高い行為の後に専用の薬を飲み始める予防内服です。性交渉をする前から薬を飲むのがPrEP、性交渉をした後に薬を飲むのがPEPです。
PEPは
- 感染の可能性のある行為の後できるだけ早く、少なくとも72時間以内に始める必要があります。
- 28日間続ける必要があります。
- PEPでは3剤以上の服薬が必要です。PrEPの薬では不十分なので注意してください。
- PEPは保険適応がありません。全額自費診療になるため高額な薬剤料がかかってしまいます。また処方ができる医療機関も限られています。
PEPについての詳細は、国立国際医療研究センター エイズ治療研究開発センター(ACC)のHPをご参照ください。
抗HIV薬の曝露後予防内服(PEP) | 一般の皆様へ | 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター